サイコロの投げ方

40代ゲイの過ゴ録

会えない話

今日は七夕で、

俗にいう織姫と彦星が一年に一度会う日。

 

 

去年までは彼氏に会えるのは年に数度だったけれど、

今年とおそらく来年までは年に一度になる予定。

  

だから今年は去年のブログで書いたみたいに

僕らにとっては夏の再会は遅い七夕になるなと思っていた。

 

aleaiactaest.hateblo.jp

 

 

それで今年の休みを確認したら、

今年は休みが被らないことが判明。

それでも僕は普通に会う、会えるもんだと思っていた。

 

けれど彼氏の方は違ったみたいで、

検討した結果、今年は夏に会わないことになった。

 

 

正直なところ、

これってどういうことなんだろう

ってすごい落胆した。

 

僕がどうしても会うっていえば会えなくはなかっただろう、

けれど彼氏に意思がなければ意味がないと思った。

 

だから今年は僕らは

会えないんではなくて会わないことになる。

 

 

一息いれてから

このことについて考えようと思う。

 

 

June

6月の思い出に結婚式の二次会がある。

雨の日だった。

 

 

高校で部活・クラスと一緒の新郎だったから、

一人くらいは知り合いがいると思ってたのに

参加してみたら完全アウェー。

 

おまけに周りの男子はほぼスーツだったのに

僕は当時の彼氏にコーディネートしてもらった

間に合わせのカジュアルで確実に浮いていた。

 

初めてだったんだからしゃあない

と気持ちを処理したけれど

当時の服装を思い出すと

未だに恥ずかしさがこみ上げる。

 

 

  

友人の結婚式や二次会に参加して

その都度結婚っていいもんだなと感じてきた。

そして、当時の自分はそれで少し悩みもした。

 

二十代前半までは自分の生き方なんて

そんなに具体的に考えてなかったから

自分の性的指向を認識していく中で

結婚しないかもしれない人生

というのを考えるようになってから

それでいいんだろうかと悩んだ。

 

最終的には

結婚・家庭・子供といったものについて

それぞれ個別に想像できても

それが繋がっていく人生は

自分にはハードルが高いとわかり

時の流れとともに解消していった。

 

 

 

ゲイでも結婚しようと思えばできる

基本的に日本以外の話だけど。

 

彼氏から将来結婚したいね

なんて言われてみたかったりはする。

実際にそれはないだろうけど。

彼氏にそんな発想はなさそうだしw

僕もそれでいいと思ってる。

 

むしろこの先どこまで考えがあるのか

それが少し心配。

僕は結構先まで想像してるから。

 

とはいえ僕が勝手にしてるだけだし

今はたとえ違っていたとしても

少しずつ同じ方向に進んでいければいいと思う。

 

自然体

ちょうど今頃の時期に

前に付き合ってた彼氏と別れた。

 

 

振り返ってみると

その付き合いは互いに無理をしていた部分があった。

 

 

お互いが求めるベクトルが違って

相手がそれに耐えられなくなっていった。

 

相手から求められていることはわかっていたが

偽ってそれに応えるつもりはなかった。

 

だから残念だったけど

別れてよかったと僕は思ってる。

 

 

その別れがあったから

今の彼氏は無理をしていないか

それはやっぱり気になる。

 

ただ、そこそこの時が流れた今、

特にお互いに気負いや躊躇いはないから

無理ない関係が築けているのだと思う。

 

 

これからも自然体な彼氏でいてほしいし、

僕もそうしていくつもり。