サイコロの投げ方

40代ゲイの過ゴ録

呼称の印象

男を好きな男の人のことを「ゲイ」というが、

他に「ホモ」や「おかま」という呼び名もある。

 

友人との会話やブログでの多くは「ゲイ」だが

実際にどう呼ぶかは当然その人次第。

 

自分の場合は「ゲイ」以外は使っていない。

それは、良いイメージを持っていないから。

 

 

 「ホモ」にとりわけ思い出はないが

ポジティブに使われている場面に

あまり遭遇したことがないからだと思われる。

 

「おかま」は主に小中学校時代に

同級生が嘲笑的に使っていた記憶がぼんやりあり

そこから良いイメージが持てていない。

 

 

どちらも自分に向かって言われたことはないと思うが

耳にするたびになんとなく違和感を覚えるのはたしか。

 

ちなみに適当に検索してみると

これらの言葉の印象については様々な意見があるみたいだが、

ここでは使っている人を否定する意図はない。

 

 

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先日ゲイの友人との会話で

相手の「おかま」という表現に少しモヤっとしてしまい

自分がそれを好まないことを伝えるかどうか一瞬考えた。

 

言葉に持つ印象はそれぞれとはいえ

自分もそこに含まれる言葉となると

やはり好かない表現は頻繁にはされたくない。

 

が、自分が好まないからといって

相手にそれをやめさせるほどの頻度でもないかと思い

もう少し様子を見てみることにした。

 

 

 言葉の選択は

簡単だけれど単純な話ではない。

その人のそれまでの経験が現れたりもする。

だからこれも大事な相性の一つ。

 

彼氏に確認してみたら

僕の持つイメージとほぼ同じだった。

そしてホッとした。

 

彼氏とは大きなズレが少なくて有難い。

…という惚気的展開にて今回も終了w

相性2

付き合う相手との関係において

身体の相性

の優先順位はどれくらいだろうか。

 

 

外見、年齢、性格、価値観…

好きなタイプを考える時に

これらの項目は簡単に上がるが

身体の相性までは特に考えてこなかった。

 

ましてや

身体から始まる関係、とか

付き合う前に相性を確かめる、

なんてのは選択肢にもなかった。

 

 

それは、

これまで自分がそれで困ったことがないからだろうし、

そもそも付き合う前のそれを望まなかったからだろう。

 

それに、

よっぼどの事情(〇〇すぎる等)じゃない限り

そうそう相性が合わないってのはないんじゃないか、

と思っているからでもある。

 

 

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身体の相性は

相手とのコミュニケーションの一つとして

たしかに重要なポイントではある。

けれど少なくとも僕にとっては

それは後付けのものでしかない。

 

それよりも、

これまでを振り返ってみて

相手との距離感こそが大事なんだと思う。

 

 

内外面ともに好みのタイプに出会えても、

最終的に空気感が合わなければ

続けていくのは困難になる。

 

元彼とはまさにそれで別れた。

彼にとって僕の言動は物足りないものだった。

相手の求めているものと僕のそれとが合わなかった。

 

 

今の彼氏と、ここ数日連絡をとっていなかった。

これまでも似たようなことは何度かあったが

何の変化も生じていない。

 

あらためて現状を認識してみて、

お互いに無理のない関係が築けていると思う。

だから、

今の彼氏とは本当に相性がいいんだろう。

 

 

 前の「相性」の記事はこちら↓

 

aleaiactaest.hateblo.jp

 

移り変わり

季節はだいぶ秋だなと思う。

秋は生まれた季節なのもあってか

非常に過ごしやすく感じる。

 

改めて自分の歳を思うと

いつの間にか今の歳になっている感じが強い。

特に30代からはやはりサイクルが早く感じる。

 

 

気付けば今や高校生のほぼ倍。

自分が高校生の時は

同級生に一目惚れしたのが強く印象に残ってる。

 

いつから同性を意識したかは明確ではないけれど、

始まりは高校時代だろうなと思う。

 

ただ、当時は憧れの面が強くて、

その後10年くらいは戸惑いの日々だった。

 

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思い返すとその10年くらいは

好みのタイプはスポーツマン系だったように思う。

ただ、単に「カッコイイ」の対象であって現実味はあまりなかった。

 

戸惑いの日々を経て

付き合うことが現実味を帯びてくると

ストライクゾーンは広がっていった。

タイプと言っても色々あるが、

見た目、特に体型は当初より好みの幅が広がった。

 

きっと今もスポーツマン系のみが条件だったならば、

彼氏との出会いはなかっただろうw

それだけ僕が求めるものが変わったということ。

 

 

一目惚れした同級生は今はどうなっているだろう。

その後の生き方の蓄積で大きく変わってくるはず。

 

小学校の時にカッコイイなと思っていた子は、

その後成人して会ったときは印象が変わっていた。

よく聞く話ではあるけれど、

キレイな思い出はそのままの方がいいのだろうと思うw

 

憧れをくれてありがとう。