時の流れとともにその時の感情も薄れていくもので、
これからの身の振り方を改めて考えよう、としていたものの
どんなことだったのかの輪郭はぼやけてしまった。
ただ分かっているのは、
飲み会を通じて感じた感覚が
やがてまた来るだろうということ。
それは数年前に聞いた知人の経験談に通ずる。
その人はパートナーと出会って幸せな日々を過ごしてきたが
その間に2回ほど、突然大号泣したことがあったという。
理由はパートナーとのいざこざ等ではなく、
ゲイとしての自分の人生における
家族との関係性であったり自分のそれまでの人生観だったりを
自分なりに消化するために必要な号泣だったとのこと。
その話を聞いた時に、
自分にもこの先そういった場面があるんだろうなと思った。
親のことや自分のそれまで描いてきた未来のこと、
そしてこれから先のことを考えて心が不安定な時期があったから。
知人の話を聞いた頃には自分の中でだいぶ整理できていたけれど
いざ直面したら、想定外の気持ちにもなるだろうなと。
そしてそれが先日の飲み会をキッカケに訪れた。
すなわち心構えを見直す必要があるってことなのだろう。
生きていく中で色んな分かれ道に様々なタイミングで直面する。
不安定な状態は決して好ましくはないけれど、
自信を持って前を見て進んでいくには
悩んでもがいてちゃんと選択することが必要になってくる。
この夏は前向きに未来を見据えるのが自分への課題。