サイコロの投げ方

40代ゲイの過ゴ録

山あり谷あり

先日友人から電話がかかってきた。

彼女とのめでたい話題かと思いきや

反対の、雲行きが怪しい話だった。

 

中距離恋愛をしていた彼らは

最近になってその距離が短くなったが

それが良い方向に行かず

関係の解消の方向に向かっているらしい。

 

 

その話を聞きながら

自分にも充分あり得る話だなと思った。

 

僕は将来近くに住みたいと思っていて

もっと共有する時間を作りたい。

けれど彼氏は僕ほどはそう思っていない。

 

今の距離感だから穏やかに進んでいる、

そう考えることも当然できる。

だから今後僕の希望が叶ったとしても

それがイコール僕らの関係に吉だとは限らない。

 

 

今の落ち着いた関係も

場合によっては簡単に崩れてしまう可能性がある。

そう思ったらなんだか少し気持ちが沈んだ。

 

けれど、時間の経過とともに

それは大したことではないと思えた。

 

 

人と人との距離感は

それが親子であっても家族であっても重要。

恋人との関係に限ったことではない。

 

そして、それは自分で調整ができる。

仮にすぐに会える距離に今後なったとしても

彼氏との無理ない関係性の構築のためなら

頻度を無理に上げる必要はない。

 

僕が望むことが彼氏の望むこととは限らないのだから、

それをちゃんと考慮して

お互いにとってちょうどいいポイントを見つければいいだけ。

 

そうわかったら気持ちはだいぶ楽になった。

 

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人生、山あり谷あり。視界良好で行きたい。

先延ばし

癖というのは怖ろしいもので、

後でやろう、を繰り返すと先延ばしの癖がついて、

気付かぬうちにそれが標準になってしまう。

 

〇〇について考えよう、準備しよう、

となりつつそのままになってることがあれこれある。

 

そのうちの一つに、

カミングアウトについて考える、がある。

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兄弟はいるものの男は自分一人、

アラフォー手前で独身。

 

今抱えてる仕事面の課題をクリアするまでは

家族からは何も言われないが、

あと数年もすれば状況は確実に変わる。

 

けれども

現在進行形で心に余裕があまりなかったのもあり

結局はその時に考えるしかないさと思って現在に至る。

 

 

だが、たまたま見たネット記事で

「親が若いうちに話をする」といった考えを見て、

そこの視点は最近抜けてたなと思った。

 

すでに親は高齢だが、

それでも今話をするのと数年後にするのでは違う。

現実的に思考力の低下は免れないし

今までの時間の流れとは違うことを意識する必要がある。

 

今までのように単にやり過ごして

その時が来るのを待つというスタンスではダメだ。

 

 

良いタイミングで記事を読んだのだと思う。

先延ばしの癖も直せってことだろう。

 

仮に同じ先延ばしだとしても、

ぼんやりとしたままではなく

明確に意識して準備しておくことはできる。

 

考える一環として彼氏の考えも聞いてみよう。

そしてもう一歩踏み込んで考えることにしよう。