サイコロの投げ方

40代ゲイの過ゴ録

Love Or Truth

友人が恋をした。

 

彼氏が欲しい、が口癖だっただけに

良い出会いがあるといいなといつも思っていた。

 

ただ、相手はどうやらノンケのようで、

話を聞く限りでは最初から雲行きは怪しかった。

 

 

結果的に、

告白に至る前に失恋したらしい。

 

自分もノンケを好きになったことはあるが、

当時は自分のスタンスが定まっていなかったのもあって

好きという感情から先へは行かず、

自分のスタンスがはっきりしてからは

ノンケに恋をすることはなかった。

 

だから友人の話には共感できず、

ノンケに恋するのは無謀だとすら思っていた。

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けれどよくよく考えてみると、

自分の知り合いにはノンケに恋をして

うまくいった例が案外あることに気づいた。

 

彼氏もその中の一人で、

自然な流れでそうなったそうで。

 

本当か?と疑いつつも、

それらの話は聞いていて幸せになれる。

 

 

自分がそれまで見てきた世界観からは

ノンケに恋をしてうまくいくだなんて

小説や漫画の世界の話だと思っていた。

 

けれど、事実は小説より奇なり。のとおり

現実は自分の想像を簡単に越えてくるらしい。

 

世の中捨てたもんじゃない。